野生動物観察と鳥獣害対策にトレイルカメラを試してみました。
トレイルカメラとは動物や人から発生する赤外線や動きを感知して自動で撮影・録画するカメラで、野生動物の観察や鳥獣害対策や防犯などに利用されています。
一般的には、PIRセンサー・赤外線モーションセンサー(※)などを搭載して対象の赤外線領域が動くと撮影を開始します。
(ただし、人や動物に限らず赤外線を発生する領域が動けば撮影を開始するので、風などで赤外線領域が動けば撮影を開始することもあります。)
※補足:センサーの種類
・赤外線センサー:赤外線を検出するセンサー
・モーションセンサー:動きを検出するセンサー
・PIR(Passive Infrared Ray)センサー:人感センサーとも呼ばれ、物質から放出される赤外線の量と変化を検知して人や動物などの動きを検出するセンサー
【使用したカメラ】
塚本無線 WTW-TRC2932
基本仕様
電源:単三電池8本、または外部電源
センサ:PIR センサー
録画・記録:写真、ビデオ(AVI形式)
暗視性能:赤外線LED
詳しくはこちら。メーカーの説明ページ PDF。
(製品紹介が目的ではないので詳細の仕様や操作方法など詳しくはメーカーか販売店のページをご覧ください)
蓋を開けると内側に設定画面があり、解像度や撮影時間などが設定できます。
目的と環境に応じて調整します。
試しに畑にカメラを設置してみました。
秋~冬の夜に動物が撮影されました。
※動物が上っている木はキウイフルーツの木です。
※夜間は赤外線LEDで撮影しています。
※元の動画はAVIで記録されていますが都合によりMP4変換しています。
動画は一例です。ハクビシン、アナグマ、アライグマ、タヌキなどの動物が確認されました。
(次は野生動物撮影を試してみます。)
(2025/05/18 Shin Onda)